日本国際保健医療学会 学生部会




“国境のない世界 私たちの未来”

   総会ユースフォーラム2009 @東北大学 星陵キャンパス
[2009/08/07]




◇活動報告◇
イベントの趣旨説明
実施概要
プログラム
各企画の内容説明

◆イベントの趣旨説明◆

目的
国境のない世界という観点から私たちの問題を見つめ直すことで学会のテーマに対する自身の答えを見つける 。
(学会テーマ=私たちはなぜ世界の人々に関心を持つのか)

目標
1.世界各地の課題は連動していることに気づき、自分事として考える姿勢・視点をもつ
2.日本の市民には届きにくい事実を知り、国際保健の分野へ一歩踏み出すきっかけとする
3.多分野の人に学会への参加を通して国際保健の多様なアプローチを理解してもらう
4.国際協力分野で活動する多分野の学生が経験したことを発信し、共有する
5.参加者が多分野の学生、また専門家の先生方と交流することで新たな知見を得る
6.国境のない世界に対して、どのような未来を創造していくべきか、地球人としての「人間と人間の協働」の可能性を考える


◆実施概要◆


会期2009年08月07日(金)
会場東北大学 星陵キャンパス 臨床講義棟、医学部基礎棟
会場までのアクセス•地図は[こちら]
共催第24回日本国際保健医療学会学術大会
参加者総数約100名
参加対象国際的な課題に関心のある多分野の学生、各分科会のテーマに興味関心のある学生・社会人
リンク 8月5日(水)、8月6日(木)には日本国際保健医療学会による
第24回国際保健医療学会総会・学術大会
「私たちはなぜ世界の人々に関心を持つのか?―いまあらためて国際貢献の意味を考える」

が同時開催されました


◆プログラム◆

総会ユースフォーラム タイムテーブル   
  

08月07日 〜国境のない世界 私たちの未来〜 会場
10:00〜10:30 受付

臨床大講堂
10:30〜11:45 【基調講演】世界のいのちのために


臨床大講堂(臨床講義棟)
12:30〜13:40 【分科会1-A】「日本の地域医療と国際保健」

臨床中講堂(臨床講義棟)
【分科会1-B】「国際保健 学生フィールドマッチング報告会」

臨床小講堂(臨床講義棟)
13:50〜15:00 【分科会2-A】「食が変える世界」

臨床中講堂(臨床講義棟)
【分科会2-B】「貧困といのちの格差」

臨床小講堂(臨床講義棟)
15:10〜16:20 【分科会3-A】「地域に根差した障害者支援」

臨床中講堂(臨床講義棟)
【分科会3-B】「企業は国際保健の担い手になりえるか?」

臨床小講堂(臨床講義棟)
16:30〜17:45 【パネルディスカッション】学生から始まる新たな国際協力の世界


臨床大講堂(臨床講義棟)
17:45〜18:00 【jaih-s総会】jaih-sの活動紹介等


臨床大講堂(臨床講義棟)
18:10〜19:50 【懇親会】

生協食堂

◆各企画の内容説明◆

【基調講演】〜世界のいのちのために〜
講師:貫戸 朋子 氏 所属: 聖路加国際病院附属クリニック予防医療センター 婦人科医師
プロフィール: 1993年、「国境なき医師団」に日本人として最初の現地ボランティアとして参加。 スリランカ、ボスニア・ヘルツェゴビナで医療活動に従事。 メキシコで国際協力事業団(現国際協力機構)「女性の健康プロジェクト」に従事。国境なき医師団日本のオペレーションディレクターと国境なき医師団フランスのプログラムマネージャー補佐を務める。番組出演した「NHK課外授業ようこそ先輩」が国際エミー賞(子ども・青少年部門)を受賞した。
<講演内容>
国際貢献に携わりたいと考える学生が、漠然とした焦りや不安から、「特定の専門性をつける」「語学力をつける」などの技術的な事柄にとらわれがちな現状があることを否めません。しかし、そのような学生時代を経て実際にその現場に立ったとき、必ずしもそれらの“技術”だけでは築けない、“人と人との関係性”こそが肝要となる場面に遭遇することも少なくないはずです。 この基調講演を通して、特定の専門技術を通しての国際貢献ではなく、 “一人の人”としての立場から世界の人々のために活動してきた実践者の経験や、その思いを中心としたお話を伺うことで、『助けを必要とする誰かのために』 という普遍的なヒューマニズムに触れる場の提供を目指します。このような機会は、物が満ち足りた現代日本に育ち、“個” を重視する姿勢を容認・尊重されて暮らしてきた世代である私たちにとって、特に大きな意義があると考えます。ご講演くださる先生の世界の人々に対する眼差しに触れながら、「自分を動かすもの・支えるもの」を私たちも自身の中に探る、そんな『心で聴く/心に効く』講演を企画しました。






















【分科会1-A】日本の地域医療と国際保健
講師:長 純一 氏 所属:佐久総合病院付属 小海診療所長、JA長野厚生連 佐久総合病院 地域診療所科 医長
国境のない世界を考えた場合に、私達が生まれ育ったこの列島よりも厳しい環境下に置かれている人のために、何か行動を起こしたいという志を持つ人が多くいる。しかし、恵まれているとは言え、私達が生まれ育った場所にも問題があり、将来的には医療が崩壊するとまで言われている事もまた事実である。もし遠くのことに気をとられるあまり、自分を支えてくれた近しいものをないがしろにしてしまうのならば、それは本末転倒であると言えるのではないだろうか。  この分科会では、地域医療の第一線で医師として活躍されてきた方を講師としてお招きし、地域の現状やそこで行っている地域医療、そして、そのような地域に根ざした活動から、国際貢献に関わる方法について、ご自身の経験から講義をして頂く。 世界的には圧倒的少数の先進国、物質的に豊かな国に、偶然にも生まれることができた私達は、生き方を選択できる貴重な権利を持っている。途上国はもちろんのことだが、自国にも問題を抱える世界の中で、これからの私達が担うべき役割とは何であろうか。今回の講義によって地域医療と国際貢献のつながりを知り、自らの取り得る進路の幅を広げてみてほしいと思います。
【分科会1-B】国際保健 学生フィールドマッチング報告会
発表者1:松岡 若利 さん(長崎大学医学部6年)発表者2:佐野 友美 さん(産業医科大学医学部5 年)発表者3:小澤 萌 さん (宮崎大学医学部3年)
国際保健を学びたい多くの学生が国内外のフィールドでの実習を希望しています。そこで私たちは学生をフィールドへ同行させたり、現地で受け入れてもよいという先生方・機関が学生に求める条件と、学生の目的・要望とをマッチさせるシステムを構築し、関心を持つ学生に公平にフィールド実習の機会を提供しています。そしてフィールド実習参加者は実習実施後、実習の成果をフィードバックし、非参加者と経験を共有する場として、総会ユースフォーラムにおいて、『国際保健学生フィールドマッチング』の報告会を行います。2006年夏に始まり、今年の夏で7回目を向かえました。実習参加者の声や実習を受け入れて下さった先生方のコメントを聴くことができる貴重な機会です。
【分科会2-A】食が変える世界
講師:西田 美佐 氏 所属:松本大学人間健康学部 教授
生きるうえで欠かすことのできない『食』。日本で暮らしている私たちの周りには常に、沢山の食べ物があふれている。一方で世界の 栄養不足人口は年々増加し、2008年12月のFAO(国際連合食糧農業機関)の発表によると世界栄養不足人口総数は9億6300万人にまで増加した。飽食と いわれる日本での私たちの『食』の選択が世界にどのような影響を及ぼしているのか、開発途上国での栄養改善への取り組みはどのようなものなの か、また栄養改善が人々の生活にどのような影響を与えているのか。私たちの食への意識と、世界に暮らす人々の栄養知識が変わることで社会も変 わることができる。『食』という切り口から世界を一緒に考えました。






















【分科会2-B】貧困といのちの格差
講師:稲場 雅紀 氏 所属:GCAP Japan事務局、アフリカ日本協議会
近年の世界的な金融危機の影響で、発展途上国の貧困人口が激増する恐れがあります。世界銀行によると、09年には1日の生活費が1. 25ドル以下の極貧人口が4600万人、2ドル以下の貧困人口が5300万人それぞれ新たに増加すると言われています。この状態が続くと、09〜15年におけ る乳児の死亡率も上昇し、ミレニアム開発目標の達成にも大きく影響を及ぼすことが考えられます。どのような仕組みで金融危機は起こったのでしょ うか。この経済危機は日本や世界にどんなインパクトを与えているのでしょうか。「貧困」からの脱却とはどういう状態なのでしょうか。世界の経済状況に脆弱な低所得者層のいのちや暮らしについて一緒に考えました。






















【分科会3-A】地域に根差した障がい者支援
講師:沼田 千荵 氏 所属:日本発達障害福祉連盟事務局長
日本においても障がい者に対する支援は十分とはいえませんが、途上国においてはなかなか障がい者支援まで目が向かないのが現状です。とりわけ、知的障がい者の支援は、視聴覚障がい者、身体障がい者に比べると遅れがちです。 この分科会では、地域に根ざした障がい者支援(CBR:Community Based Rehabilitation)を途上国で実際に行っていた講師の方をお招きし、(〇秬菴聞(スウェーデンなど)、日本、途 上国における障がい者(知的障がいに限らず)の現状と問題点▲侫ールドにおける知的障がい者支援の実際、についてのお話をしていただきました。知的障がいに今まであまり関心を持って目を向けていなかった方にも、障がい者の抱える問題について考えていただく機会となりました。






















【分科会3-B】企業は国際保健の担い手になりえるか?
講師:北村 聡 氏 所属:味の素株式会社 広報・CSR部社会貢献担当課長
講師:安東 迪子 氏:所属:TABLE FOR TWO International
昨今、「企業の社会的責任(CSR)」という言葉もビジネスの世界では広く浸透し、各企業は、持続可能な社会を実現するために何ができるのか、より一層、明確な成果を求められるように変わってきた。 また、株主への利潤還元ではなく、社会への還元を第一の目的とする企業、「社会的企業」は、その存在が各種雑誌、メディアで取り上げられるなど、日本のビジネスシーンにおける新たな動きとして、今、大きな注目を集めている。 企業が事業の規模拡大、利潤追求のみだけを目的として、持続可能な社会の実現に無関心でいていい時代は、もはや終わった。一般企業はCSRへの取り組みとして、また、社会的企業はその企業の目指す目標として、国際保健に貢献することはいかにして実現できるか。タイプの異なる、2つの「企業」が現在、実際に行っている活動とその課題について知ることを通して、これからの社会で「企業」という、新たな国際保健の担い手が活躍する時代になってきた。












































【パネルディスカッション】学生から始まる新たな国際協力の世界
コメンテーター:仲佐保氏(国立国際医療センター)、加藤 琢真 氏(慶應義塾大学病院 小児科)
パネリスト:鈴井 泉 氏(香川大学医学部三年) 佐藤 弘美 氏(東京大学公共政策大学院国際公共政策コース一年)
パネリスト:我妻 久恵 氏 (慶応義塾大学看護医療学部三年)  谷口 彩 氏(東京大学公共政策大学院国際公共政策コース二年)
司会:須永 萌 氏(国立看護大学校二年)
「国際協力」。それは決して、遥か遠いものばかりではありません。グローバル化が進み、国境を超えたつながりが増え、そして国際協力のあり方も多様化する中で、学生にとっての国際貢献の場もまた、近年多くの広がりを見せています。しかし一方で、あらゆる選択肢があふれる今日だからこそ、そこへの第一歩で悩む学生も決して少なくないのではないでしょうか。  学生だからこそできる「国際協力」とは何か。同じ志を抱く学生たちは何を考え、どう一歩を踏み出したのか。こうした疑問に応えるべく、ここでは学部や専門、地域を超えて活躍される学生の方々からの生の声をお届けしました。






















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